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残務整理

ざんむせいり
名詞
1
標準
liquidation (of a company)
文例 · 用例
大津の家では毎日町役場の収入課へ、親戚の者が残務整理に通つて居り、お葉も漸く健康を取り戻すと書類包みを携へて日参した挙句、五葉松の家屋敷を手離す段どりで一切が落着し、新居を定める費用も償へるといふことになつた。
牧野信一 サクラの花びら 青空文庫
つづいて、製作所は残務整理の後その年の末に解散された。
原民喜 昔の店 青空文庫
戦時中仏印に新らしく設けられた商事会社の、本社とは名ばかりの東京の事務所でありまして、終戦の翌年の四月の末、彼が仏印から帰って来ました時には、もう大体の残務整理もついていて、ただつまらない些末な仕事と、何年先に出来るか分らぬ貿易事業への構想とのうちに、数名の社員が煙草をふかしているのでした。
――近代説話―― 白蛾 青空文庫
残務整理のために一、二脚の椅子と一つのテーブルだけをのこしてとりかたづけられた受付のところで、太ってたれた頬にそばかすのある五十がらみの男が、気落ちのした顔で伸子に閉鎖するわけを説明した。
宮本百合子 道標 青空文庫
―― 売家に出された労働学校の残務整理をして、ふとった悲しそうな顔を頬杖に支えている男に、伸子はトインビー・ホールを訪問したと話した。
宮本百合子 道標 青空文庫
鳥取県の三朝あたりまで分散治療に送ってあるよって、個人でさがしたら、一年かかってもよう分るまいて……」 豊田村から又二里近い山下の国民学校に移った本部の残務整理責任者は、つや子に向って、石田直次軽傷と記入されている一冊の帳簿を開いて見せた。
宮本百合子 播州平野 青空文庫
階下の戸を開けっ放した室で年とった四角の体の男が時々来て残務整理をやった。
宮本百合子 ロンドン一九二九年 青空文庫
作例 · 標準
会社を清算するための残務整理には、数ヶ月の時間を要した。
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イベントが無事に終了したので、明日からは会場の撤去と残務整理を行う。
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祖父が遺した膨大な蔵書の残務整理を、親族一同で手分けして進めている。
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