素衣
そい
名詞頻度ランク #18589 · 青空 1 例
標準
white clothes
文例 · 用例
拒ぐはたそや敵の軍、かれ中原の一奇才韜畧深く密ながら君に向はんすべぞなき、納めも受けむ贈られし素衣巾幗のあなどりも、陣を堅うし手を束ね魏軍守りて出ざりき。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
楊林宮沢賢治エレキに魚をとるのみか鳥さへ犯すしれをのこ捕らでやまんと駐在の戸田巡査こそいかめしきまこと楊に磁の乗りて小鳥は鉄のたぐひかやひとむれさつと落ち入りてしらむ梢ぞあやしけれ
— 宮沢賢治 『楊林』 青空文庫
釜石よりの帰り宮沢賢治かぎりなく鳥はすだけどこゝろこそいとそゞろなれ竹行李小きをになひ雲しろき飯場を出でぬみちのべにしやが花さけばかうもりの柄こそわびしきかすかなる霧雨ふりて丘はたゞいちめんの青谷あひの細き棚田に積まれつゝ廐肥もぬれたり
— 宮沢賢治 『釜石よりの帰り』 青空文庫
例へばボートの選手が、クラッチがいたんだンで俺は負けたんだ、さもなけあ勝つに決つてたんだがと嘆くとする、するとボートの漕げない奴が、クラッチのいたんだことを経験出来るだけでも仕合せだ、それで嘆くなんて、てんで漕げもしない俺なんざ、そいぢやァどうして呉れるんだといふのと同しぢやないか。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
三十年近く広島といふお天気の好い街の教会で伝道婦として働いたその叔母の甘えた気持が――といつて別に当人甘えたといふのでもあるまいが、その生活といふものがそも/\甘えたものであつたのではあらうが、そいつが癪に障つたね。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
そいつは眞赤の殺人者だ。
— 萩原朔太郎 『三人目の患者』 青空文庫
ある日二人は、例によって睦じく連れそいながら、牛込辺の売邸を探しに歩いた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
「おそいぞ」馬場は怒っているような口調で言った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
死者の魂を送るために、彼は白装束、つまり素衣を身につけた。
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神聖な儀式に臨む人々は、穢れのない素衣に身を包んでいた。
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素衣に袖を通し、心を清めて祭壇に向かった。
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