接頭語
せっとうご
名詞
標準
prefix
文例 · 用例
とにかくロシアの golova, glava(セルボ・クロアチアも同じ)、チェッコの hlava, ズールの inhloko(in は接頭語)等いずれも「カラワ」と音が近い。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
それはたとえば両国語の適当な語彙から比較に不適当な分子、たとえば本質的でないと思わるる接頭語、接尾語などを整理し(もちろんこれにはある仮定を要するが、それが tentative method として許容される事は、いわゆる精密科学においても同様である。
— 寺田寅彦 『比較言語学における統計的研究法の可能性について』 青空文庫
だから、支那では、忠孝とは言っても、忠は孝の接頭語くらいの役目で添えられているだけで、主格は孝のほうにあると言っていいのです。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
いが動詞の接頭語となることは、い・ゆ(行)く、い・さ(去)る、い・は(這)ふ(いはひもとほりうちてしやまむ 古事記)、い・の(宣)るなどを見ても明かであるから、わくといふ動詞が実際あつたといふことは疑を容れる余地がないとおもふ。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
い―わ・くのいは、い―行・く、い―宣・る、い―去・る、い―這・ふなどのいで、接頭語である。
— 折口信夫 『わかしとおゆと』 青空文庫
これは「あくがれ」という形もあるのであるが、詩語として承け渡した詩人たちは「こがる」と言う焦心を表す語に、接頭語あのついたものと感じた為に、「あこがれ」の方ばかり使った。
— 折口信夫 『詩語としての日本語』 青空文庫
而も、聖水及び聖水の使用処なるみつと言ふ語のみは、敬称接頭語と見る俗間語原観から、游離して、つ――津――なる単語を発生するに到つた。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
ru は道にて、essan の e は接頭語、san は出る意味なり。
— 折口信夫 『折口といふ名字』 青空文庫
作例 · 標準
「未」や「再」は、日本語でよく使われる接頭語だ。
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漢字の「不」は、否定の意味を表す接頭語として広く使われる。
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英語の「un-」は、動詞や形容詞に付いて反対の意味を作る接頭語である。
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