迷宮
めいきゅう
名詞頻度ランク #19055 · 青空 311 例
標準
labyrinth
文例 · 用例
……」 そして、ふたたびダンス場の桃色の迷宮のなかで僕は、嗄れ声のジャズ・シンガーの唱う恋歌に聞き惚れていた。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
そして、事件は型の如く迷宮に入りかけた。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
しかし計算はますます迷宮に入るばかりで、いつそこから抜けでられるのか予想はとてもつかなくなるばかりだった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
その音さえ、谺するまで、高い天井、大空に科学の神あって彼を守護するごとくであるのに、かてて加えた学友が、五人の数、彼を取巻いて、あたかも迷宮の奇き灰色の柱のごとく、すくすくと居合わせたのが、希有な侵入者を見ると、一斉に伝吾に瞳を向けた。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
しかし敢て説明するならば、すくなくとも私にとって最近の大阪が「ややこしい」のは例えば梅田の闇市場を歩いていても、どこをどう通ればどこへ抜けられるのか、さっぱり見当がつかず、何度行ってもまるで迷宮の中へ放り込まれたような気がするという不安な感じがするという意味である。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
それと同時に草川巡査にとっては、想像も及ばない探査の困難な殺人事件……村民全部が嫌疑者……といったような極度の神秘的な深みを持った迷宮事件を押付けられたようなもので、ちょうど横綱と顔を合わせた褌担ぎみたような自分の力の微弱さを、今更のように思い知らずにはいられないのであった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
それやこれやで、八月の末になると、もう事件が迷宮に入りかけて来た。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
不良少年風の男と一緒に歩いていたのを見たと言う人があり、警察では加害者をその男だと睨んで、千日前界隈の不良を虱つぶしに当ってみたが、遂に犯人は見つからず、事件は迷宮に入った。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
作例 · 標準
ギリシャ神話のミノタウロスは、クレタ島の迷宮に閉じ込められていた。
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巨大なショッピングモールの中はまるで迷宮のようで、出口を見つけるのに苦労した。
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アリアドネの糸を頼りに、テセウスは複雑な迷宮の奥へと進んでいった。
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標準
mystery
作例 · 標準
衆人環視の中で起きたあの密室殺人事件は、未だに真相が迷宮の中にある。
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彼の不可解な行動の動機を探ろうとしたが、考えれば考えるほど迷宮に迷い込む。
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その歴史的な古文書の解読は、学者たちの間でも永遠の迷宮とされている。
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標準
dungeon
作例 · 標準
冒険者たちは松明を手に、強力な魔物が潜む地下迷宮へと足を踏み入れた。
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迷宮の最深部には、巨大な宝箱とそれを守るドラゴンが待ち構えていた。
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RPGで新しい迷宮に挑むときは、十分な回復アイテムを準備しなければならない。
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ウィキペディア
迷宮 とは、一般的には部屋や通路が入り組んだ迷路のような建築物や構造物のことを指すが、厳密にはクレタ型迷宮に代表されるような、分岐のない秩序だった一本道であり、迷路とは対照的な特徴を持った図形を指す。
出典: 迷宮 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0