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忠犬

ちゅうけん
名詞
1
標準
faithful dog
文例 · 用例
またたとえば忠犬美談で甲新聞が人気を呼ぶと、あとからあとからいろいろな忠犬物語がほうぼうから出て来て、日本じゅうが犬だらけになり昭和八犬伝ぐらいはまたたくひまに完成するのである。
寺田寅彦 ジャーナリズム雑感 青空文庫
十二 忠犬と猛獣 これも動物の芝居を見せる映画であるが、シェパードの芝居は象や馬の芝居に比べて、あまりにうま過ぎ、あまりに人間の芝居に接近し過ぎるので、感心するほうが先に立って純粋な客観的の興味はいくぶんそのために減ぜられるような気もする。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
この映画のストーリーの原作では、たしか、最後に忠犬が猛獣を倒して自分もその場で命をおとすようなことになっているかと思う。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
小説では忠犬を「殺す」ほうが得策であるのに映画では殺さないほうが得策だとすれば、それはいったいどこからそういう差別が生じるかということである。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
忠犬の死を「読む」だけならば、美しい感傷を味わうだけのゆとりがある。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
あのときの強盗が、銅像に似ていたことから思いついて、地主さんはぜひ、忠犬ナハトのために、銅像をたてたいと思いました。
新美南吉 丘の銅像 青空文庫
すればわたしが、そのあとに、忠犬ナハトの銅像をたてますから。
新美南吉 丘の銅像 青空文庫
ひと月ほどあとの、ある日、丘の上に、忠犬の銅像ができあがったというので、村人たちは市日のように、いそいそと、丘の上にあつまっていきました。
新美南吉 丘の銅像 青空文庫
作例 · 標準
忠犬ハチ公の話は、世界中で感動を呼んでいます。
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忠犬は飼い主の帰りを、いつまでも待ち続けると言われています。
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「ほら、うちの犬も、まるで忠犬みたいに僕の後をついてくるんだ。」
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