基礎工事
きそこうじ
名詞
標準
foundation works
文例 · 用例
」 つまり好いパトロンがついていない限り、商売は小体に基礎工事から始めるよりほかなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
表面に現れることなどは欲しない、縁の下の力持ちに甘んじて一生かかつて一つの基礎工事をコツコツやるといふやうな――」 それまで默つて二人の話を聞いてゐた三井が、その時、「確かに今迄は餘りに理窟が多かつたですからね。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
石油の試掘ではなく、数千人を入れることの出来る大労働者クラブが建つ、その基礎工事に着手したところなのだそうだ。
— 宮本百合子 『石油の都バクーへ』 青空文庫
私たちは今基礎工事中です。
— 徳田秋声 『蒼白い月』 青空文庫
四方八方で新しい社会への基礎工事がはじまり、そのために有用な知識は、どんなものでも生かして使われた。
— 宮本百合子 『ソヴェト文壇の現状』 青空文庫
「ラップ」からのウダールニクがこの重大な社会主義文化の基礎工事を促進するために、召集されつつある。
— 宮本百合子 『ソヴェト文壇の現状』 青空文庫
余り長びくと折角の気が脱けてしまうわ、それに、もう基礎工事もすんだからこれから人をまとめるのが目的でしょう、その意味でも、なる可くチャンスを見付けて集まる工夫をしなくちゃね。
— 矢田津世子 『罠を跳び越える女』 青空文庫
ところが、天候に妨げられたとでもいうのか、それとも建築材料の所以だとでもいうのか、とにかくその建築は、基礎工事以上には少しも捗っていなかった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
作例 · 標準
新しいマンションの建設現場では、まず地下の基礎工事が何ヶ月も行われていた。
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厳しい寒さの中、作業員たちは来る日も来る日も基礎工事に汗を流した。
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建物の耐久性を確保するためには、どんなに小さな家でも丁寧な基礎工事が欠かせない。
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