心性
しんせい
名詞頻度ランク #40267 · 青空 90 例
標準
mind
文例 · 用例
「いき」を現わすには無関心性、無目的性が視覚上にあらわれていなければならぬ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
ほんとの美といふものは、矢張人格や心性からくる者であつて、單なる皮膚や肉づきから生れる者ではないやうだ。
— 萩原朔太郎 『室生犀星の印象』 青空文庫
それで、コクリが何故動くかと云うに、それは、一、三本足の装置が動揺し易きこと二、動物の常性として手の動揺を伝える習慣性の規則に因って回転を助くること三、心性の自動作用と刺戟に応じて起る無意識作用である と説明すればいいだろう。
— 田中貢太郎 『狐狗狸の話』 青空文庫
玉堂は可哀想に仲人口をきいたというので、おたかの心性をわるくし、朝日軒の奥座敷へ行っても、あまり良い顔をされなかった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
一種の虚無思想、彼等の心性上に広大なる城郭を造りて、彼等をして己れの霊活なる高尚の趣味を自殺せしめ、希望なく生命なき理想境に陥歿し入らしめたり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
之ありて万物活情あり、之ありて世界変化あり、他ならず、心性上に於ける引力之なり。
— 北村透谷 『「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ』 青空文庫
「僕は確信しているのだが、年齢も自分の無限の変心性を凋ますことは出来ず、また習慣もそれを腐らすことは出来ないね」 彼は云った。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
言わばこの獣は人間に窃盗狂に罹ったように心性が窃みの方に発達を極め居るのだ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
人間の心性には、理性と感情という二つの側面があると言われている。
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仏教では、煩悩を乗り越えることで清らかな心性を目指す。
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彼の研究は、人間の心性の奥深さに迫るものだった。
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