竜骨
りゅうこつ
名詞
標準
keel (of a ship)
文例 · 用例
』聴け、今叫ぶ髑髏、急瀬の小石、一斉に驚破と慄くひたおもてかとこそ噛めば竜骨は血の香滴る鋸を鑢の刃もて磨る如く、白歯をきしと一文字に、傷きながら逃れさる。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
ゆさりともせぬ左舷右舷の吊り短艇の白い竜骨。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
奴はポケットの中に、この船の大帆柱から竜骨まで、すべて何から何まで買い占められるだけの充分なお金を持ってるんだ。
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
奴は黒い僧服をまとって乗り込み、箱のなかにじゅうぶんな金を入れてて、それで竜骨から大檣までまるごと買収できる。
— THE "GLORIA SCOTT" 『グローリア・スコット号』 青空文庫
戦いのあいだ、乗組員たちは前檣の下帆を裏帆にしていたが、竜骨と垂直な向きになおした。
— THE "GLORIA SCOTT" 『グローリア・スコット号』 青空文庫
御殿のいちばんの高殿には、おつむりに銀のかんむりをのせたおばあさまが立っていらしって、はやいうしおの流れをすかして、じいっとこちらの船の竜骨をみ上げておいでになるようです。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
勿論船は、渦巻が大きく湧き立つてゐる為めに、大きく揺れてはゐましたが、兎に角船は竜骨の方向に、頗る滑らかにすべつて行くのでございますから。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『うづしほ』 青空文庫
船は竜骨の向に平らに走つてゐます。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『うづしほ』 青空文庫
作例 · 標準
船の建造は、まず竜骨を据えるところから始まる。
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激しい嵐によって竜骨が折れてしまい、船は沈没の危機に瀕した。
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古い木造船の竜骨が砂浜に打ち上げられ、時の流れを感じさせる。
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標準
Fossilia ossis mastodi (traditional Chinese medicine)
作例 · 標準
漢方薬局で、安眠効果があるという竜骨を処方してもらった。
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竜骨は大型哺乳類の骨の化石を乾燥させたもので、古くから生薬として使われている。
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精神不安を鎮めるために、竜骨が含まれた漢方薬を服用している。
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