受信者
じゅしんしゃ
名詞
標準
recipient
文例 · 用例
文中また今日の如き嚴重なる取締の下に在りて彼等が如何にして此の如き大陰謀を企て、相互の間に連絡を取りたるかに言及し、其巧妙なる連絡法の一例として、彼等が新聞紙中の活字に符號を付して送り、受信者は其符號に從つて文字を拾ひ讀みし、以て其意を汲むに及びて之を燒棄してゐたるものなるを記せり。
— 石川啄木 『日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象』 青空文庫
その百二十 わたくしは此年辛巳五月二十六日に、菅茶山の北条霞亭に与へた書の断片中より、既に当時西遊途上にあつた狩谷※斎の数日間の行住去留を検出し、又受信者霞亭の東徙の時を推定しようと試みた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
即ち発信者、受信者と書中の主人公とである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
つまるところ、本書は小櫻姫が通信者、T女が受信者、そして私が筆録者、総計三|人がかりで出来上った、一|種特異の作品、所謂霊界通信なのであります。
— 浅野和三郎 『霊界通信 小桜姫物語』 青空文庫
この字が無ければ凶報が期待され、受信者は先ず心を落つけてから手紙を読むことが出来る。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
代筆を侍者にお命じになったら、どの位手が省けるかしれません」と云うたら、老師は「時には実際そう思うこともある、又そうすることもないではないが、受信者の方から見ると、代書では不平であるだろうし、自分も何だか気がすまぬ。
— 鈴木大拙 『楞伽窟老大師の一年忌に当りて』 青空文庫
受信者岩井君の筆蹟であろう) この躄乞食を証人としてでなく犯人として考えることは出来ないのか。
— 江戸川乱歩 『悪霊』 青空文庫
もし塔の窓に合図の光を見たら、その受信者を探し出すようにね」「そうでしたか。
— 江戸川乱歩 『暗黒星』 青空文庫
作例 · 標準
迷惑メールのフィルターを強化して、受信者が不快な思いをしないようにする。
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メッセージの受信者が内容を理解しやすいよう、簡潔な文章を心がける。
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受信者が誰であるかを特定できないよう、宛先をBCCに設定して送信した。
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