飽くまで
あくまで
副詞頻度ランク #3375 · 青空 1198 例
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to the end
文例 · 用例
そういう間柄でありつつも、飽くまで臆病に飽くまで気の小さな両人は、嘗て一度も有意味に手などを採ったことはなかった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
いざ雪ふらば降れ、風ふかば吹け、我が方寸の海に波さわぎて、沖の釣舟おもひも乱れんか、凪ぎたる空に鴎なく春日のどかになりなん胸か、桜町が殿の容貌も今は飽くまで胸にうかべん。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
小初はしなやかな胴を水によじり巻きよじり巻き、飽くまで軟柔の感触を楽んだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
飽くまでもお前に秘め隱す、そしてお前を苦しめず惱ませずに置く事も出來る。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
繰り返して言ふ、飽くまでも堅く私を信じてゐてくれ。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
然るに、中根は身の危急を忘れて銃を離さず、飽くまで銃を守らうとした。
— 南部修太郎 『一兵卒と銃』 青空文庫
その飽くまでも靈の世界の永遠を信ずるの強きに於て、また絶え間なき祈祷と瞑想によつて精神生活を充實せしめ、怠りなき勞働によつて肉體を鞭打ちつつ妄執と欲望と邪念から解脱せんとする努力に於て、私は尊ぶべきものあるを思ふことが出來る。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
伊勢屋の主人は五年まえに世を去って、今では後家のお豊がひとり息子の後見役でこの大きな店を踏まえているのであるから、彼女が飽くまで行者を信仰して、わが子の祈祷になんの故障もない限りは、ほかの奉公人どもが強いてそれをさえぎるわけには行かなかった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
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