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巧み

たくみ
形容動詞頻度ランク #9159 · 青空 2910
1
標準
skillful
文例 · 用例
だがそんなことは眼と筆の或る種の技能を巧みに操りさへすればよろしい。
中原中也 アンドレ・ジイド管見 青空文庫
そして単に、技巧や修辞に巧みであり、絵画的の描写を能事としている俳聖。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
「あちこちとする」という言葉の中に、鶯のチョコチョコした動作が、巧みに音象されていることを見るべきである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
正岡子規らのいわゆる根岸派の俳人らは、蕪村のこうした句を「印象明白」と呼んで喝采したが、蕪村の句には、実際景象の実相を巧みに捉えて、絵画的直接法で書いたものが多い。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
即ち史家のいわゆる「幽玄体」なるものであるが、芭蕉は新古今集を深く学んで、巧みにこの幽玄体を自家に取り入れ、彼の俳句における特殊なリリシズムを創造した。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
私の知らない人ばかりですが、なかなか巧みに書いて居ります。
太宰治 知らない人 青空文庫
一群の人たちは、遅塚麗水、大町桂月、江見水蔭、田山花袋、久保天随、坪谷水哉などであるが、花袋が紀行文家と言われた時分は、自然派文学勃興以前のことで、文章に感傷癖はあったが、淡泊清新、ことに武蔵野あたりの原野や雑木林の寂しさを、淡彩的に点描するのに巧みであった。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
第五にごく近頃、ハンブルヒのシュリックという有名な造船家が大きな独楽を船中に取付け、これを迅速に回転すると横揺れがほとんど止まるという巧みな考えを出し、小形の船で実験したら非常に好結果を得たので更に目下エルベ、ヘリゴランド間通いの千トンくらいの客船に取付けるのを製造中だそうである。
寺田寅彦 汽船の改良 青空文庫
作例 · 標準
彼は巧みな話術で、渋っていたクライアントから見事に契約を勝ち取った。
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名人の巧みな包丁さばきによって、魚は瞬く間にお造りへと姿を変えた。
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対戦相手の巧みな揺さぶりに惑わされ、こちらのペースを乱してしまった。
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2
標準
craft
作例 · 標準
その工芸品には、日本の伝統的な木工の巧みが随所に凝らされている。
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建物の構造を支える継手(つぎて)の巧みに、建築家としての知恵を感じる。
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細かな彫刻が施された欄間には、職人の巧みが余すところなく発揮されている。
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3
標準
plot
作例 · 標準
彼は相手の隙を突くための巧みを巡らせ、静かに時が来るのを待った。
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その詐欺師が仕掛けた巧みに、百戦錬磨の経営者ですら騙されてしまった。
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物語の後半、それまで散りばめられていた巧妙な巧みが次々と明かされる。
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