副食
ふくしょく
名詞
標準
side dish
文例 · 用例
一日二三合の米の飯と、少しばかりの副食物と、二三合の日本酒とさえあれば、それで私の生活は充分であると、その訪問客に語っているヘルンは、実際に学者風の簡易生活をしていたのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
自分のこの大蒜の場合について考えてみると、あるいはこの些細な副食物が、一方では自分等の家庭と、他方では重兵衛さんで代表された一つの階級の家庭との間のあらゆる物質的また精神的な差別の象徴として印象されたものではなかったかとも思われるのである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
倶知安で買った弁当の副食物が、物理的には色々ちがった物質を使ってあるがどれにも味というものが欠けていた。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
折詰の飯に添えた副食物が、色々ごたごたと色取りを取り合せ、動物質植物質、脂肪蛋白|澱粉、甘酸辛鹹、という風にプログラム的に編成されているが、どれもこれもちょっぴりで、しかもどれを食ってもまずくて、からだのたしになりそうなものは一つもない。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
副食物は主として魚貝と野菜である。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
平生から粗末な物ばかりを喰べる習慣で、割当てようのない奢った副食物は故意と子供にも遣らずに非人の私に下さる。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
大まかな百姓仕事や、飯爨や、副食物の世話ぐらいは、どうにかこうにか人間並に出来るには出来たが、その外の読み書き算盤はもとより、縫針なんか一つも出来なかった。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
副食物だつて、ちやうど無くなつたと思つた頃に、ちやんと配給があります。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
今日の夕食は、メインディッシュに加えて健康的副食が並んだ。
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ご飯と味噌汁の他に、美味しい副食が何品かテーブルに並んだ。
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栄養バランスを考えて、副食には野菜を多く取り入れている。
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