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煙に巻く

けむにまく異読 けむりにまく
表現動詞-五段-カ行多音語
1
標準
to confuse (someone)
文例 · 用例
駄洒落で執達吏を煙に巻く花痩が同席していたから、眉山も元気に噪いで少しもシンミリしなかった。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
女の好きな国文の素養があって、歌や韻文も上手なら芝居や音楽をも噛っていて、初対面のものを煙に巻く博覧の才弁を持っていた。
内田魯庵 美妙斎美妙 青空文庫
いいえ、どう思ったって、この谿間に来てしまったからには、取れるもんですか」 それには、刺すような鋭さはあったが、何の意味で、そのように不可解な言葉を吐くのか、まったく煙に巻くような不可思議なものがあった。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
「自らパンを得る青年」として、彼の「小さな母」を煙に巻くゞらゐの舌はもつてゐる。
岸田國士 劇作家としてのルナアル 青空文庫
「自らパンを得る青年」として、彼の「小さな母」を煙に巻くぐらゐの舌はもつてゐる。
岸田國士 ジュウル・ルナアル 青空文庫
事実、釣道楽、食道楽、勝負道楽などと、この種の道楽は、世界のどこにでも通用しさうですが、日本人の場合は、屡々一種の哲学めいたものを用意して、よかれ悪しかれ、人を煙に巻くといふやり方です。
――力としての文化 第二話 日本文化の特質 青空文庫
しかしながらこれは、いよいよ米友を煙に巻くようなものとなりました。
小名路の巻 大菩薩峠 青空文庫
たとへば三越といふやうな、流行の魁といふ事を旗印にして営利を専らにせうとしてゐるやうなところは常に此の心理を利用して、ものゝ事情に迂遠な人、田舎ものなどを煙に巻くのである。
高浜虚子 進むべき俳句の道 青空文庫
作例 · 標準
彼は質問に対して曖昧な答えをして、うまく相手を煙に巻いた
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記者の鋭い追及を、政治家は巧みな言葉で煙に巻いた
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「彼はいつもそうやって、都合の悪い話になると煙に巻くんだから!」
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