焼失
しょうしつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #27388 · 青空 203 例
標準
destruction by fire
文例 · 用例
例えばある年の夏は江戸時代の大火の記録をその時代の地図と較べながら焼失区域図を作って過ごした。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
これは焼失区域のだいたいの長さから言って今度の函館のそれの三倍以上であった。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
江戸の火災の焼失区域を調べてみると、相応な風のあった場合にはほとんどきまって火元を「かなめ」として末広がりに、半開きの扇形に延焼している。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
風速の強いときほど概してこの扇形の頂角が小さくなるのが普通で、極端な例として享保年間のある火事は麹町から発火して品川沖へまで焼け抜けたが、その焼失区域は横幅の平均わずかに一二町ぐらいで、まるで一直線の帯のような格好になっている。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
しかし江戸大火の例で見ると、この焼失区域の扇形の頂角はざっと六十度から三十度の程度である。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
明暦大火の場合はかなりの烈風でおそらく十メートル以上の秒速であったと思われる根拠があるが、その時のこの頂角がだいたいにおいて、今度の函館の火元から焼失区域の外郭に接して引いた二つの直線のなす角に等しい。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
ノンノンノンノンノンといううなりは地の〔以下原稿数枚分焼失〕「今授業中だよ。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
▲未亡人は二、三日前東洋銀行から預金全部を引き出したばかりでなく、家や地面も数日前から金に換えていたがその金は焼失していないらしい。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
作例 · 標準
古い木造家屋が火災により全焼、焼失した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
歴史的建造物が焼失したニュースは、多くの人々を悲しませた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「大変だ!あの店、火事で焼失しちゃったんだって!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite