床上
ゆかうえ
名詞頻度ランク #38512 · 青空 121 例
標準
on a floor
文例 · 用例
例えば今一本のペンを床上に落とせば地球の運動ひいては全太陽系全宇宙に影響するはずである。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
また床上に流した石油に点火するときその炎の前面が花形に進行する現象からもまた、放射形柱状渦の存在を推定したことがあった。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
自分の前に向き合って腰かけた男が、床上にだれかが持って来て置いた白い茶わんのようなものを踏むとそれがぱちりと砕けた。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
自分の臨床上の技倆と研究上の蘊蓄とを、院長はじめ他の人々のそれと比較すべき時が來た。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
乘組の人員は、五人が定員で、車内には機械室の外に、二個の區劃が設けられ、一方は雨露を凌ぐが爲めに厚さ玻璃板を以て奇麗に蔽はれ、床上には絨壇を敷くもよし、毛布位いで濟ますもよし、其處は乘組人の御勝手次第、他の區劃は彈藥や飮料や鑵詰や乾肉や其他旅行中の必要品を貯へて置く處で、固定旅櫃の形をなして居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
伝に在っては、唐の法進が竹林中で水観を修めた時に、これは家人が縄床上に清水があるのを見て、二ツの小白石を其中に置いたので、それから背痛を覚え、後また其を除いて貰って事無きを得たという談がある。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
アドレナリン一本をうち、朝迄床上に坐つてゐる。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
新鋳の南鐐銀のたぐひ花模様絨氈の床上に散乱して、さながらに牛馬の余瀝の如し。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
作例 · 標準
彼は散らかった服を床上から拾い上げた。
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猫は日当たりの良い床上で気持ちよさそうに寝ていた。
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地震で本棚から落ちた本が床上一面に散らばった。
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