床下
ゆかした
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #16817 · 青空 786 例
標準
under the floor
文例 · 用例
また例えば『桜陰比事』二の三にある埋仏詐偽の項中に、床下の土を掘っても仏らしいものは見えず「口欠の茶壺又は消炭螺からより外は何もなかりき」とある。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
部屋々々の壁の伝説のニデイアの像のかけられた下を快楽のために奴隷にされたフィリッピン人の拳闘家が、床下を犬のように這いながらときどき兇暴なうなり声を出した。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
陰森の気|床下より起こりて翁が懐に入りぬ。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
床下の通風をよくして土台の腐朽を防ぐのは温湿の気候に絶対必要で、これを無視して造った文化住宅は数年で根太が腐るのに、田舎の旧家には百年の家が平気で立っている。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
裏口から廻った多吉は二人の女中に案内させて、戸棚から床下まで穿鑿したが、ほかには誰もひそんでいるらしい形跡もなかった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
そこは、空気が淀んで床下の穴倉から、湿気と、貯えられた葱や馬鈴薯の匂いが板蓋の隙間からすうっと伝い上って来た。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
ウォルコフは、その百姓服に着換え、自分が馬上で纏っていた軍服や、銃を床下の穴倉へかくしてしまった。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
ちょうどこの上口の辺に美濃の蓮大寺の本堂の床下まで吹抜けの風穴があるということを年経ってから聞きましたが、なかなかそこどころの沙汰ではない、一生懸命、景色も奇跡もあるものかい、お天気さえ晴れたか曇ったか訳が解らず、目じろぎもしないですたすたと捏ねて上る。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
ネズミが床下を走り回る音がして、夜中に目が覚めた。
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冬の寒さ対策として、床下に断熱材を入れた。
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この家は床下収納が広くて、たくさんの物をしまえる。
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