原種
げんしゅ
名詞
標準
seed stock
文例 · 用例
そして、これには原種の蘭鋳より仕立て上げる以外に、その感じの胴を持った金魚はない。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
学者の唱うるところ、家驢の原種は、今もアフリカに野生し、家驢と差い前髪なし。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
当時驢の肉大流行だったが、後には衰え、オナッガや今もアフリカに出づる野驢(家驢の原種)を食用した。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
第一赤藪鶏は疑いなく一切家鶏の原種で、前インドより後インドの森林と竹藪に棲み、フィリッピン島近きチモン島にもあり。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
一八九〇年八月二十八日の『ユニヴァシチー・コレスポンデント』に仏人カルメットの蛇毒試験の報告出で、その中に家猪は蛇咬の毒を感ぜぬが、その血を人間に注射しても蛇毒予防の効なしとあったから見れば、家猪の根原種たる野猪は無論毒蛇に平左衛門であろう。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
石竹をカラナデシコといふから全く、支那から来たと思ふ人も有らんが、故矢田部博士の日本植物編に、本邦自生のコナデシコ、花は淡紅で、栽培する石竹の原種だとみゆ。
— 南方熊楠 『きのふけふの草花』 青空文庫
庭へ入ると、そこにはあらゆる種類の犬がいた――ロシア種のボルゾイもおれば、純原種のボルゾイもおり、また毛色からいっても多種多様で、鳶いろのや、黒に茶の斑のあるのや、白黒の斑のや、鳶いろに斑の入ったのや、赤に斑の入ったのや、耳の黒いのや、耳の白いのもいた……。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
処が、翌月の事、家持の生前東宮|大夫として事へて居た早良皇太子が、新都造営主任であつた藤原種継を暗殺せしめられた事件が起つた。
— 折口信夫 『万葉集のなり立ち』 青空文庫
作例 · 標準
農業試験場では、新しい品種を開発するために、様々な原種を保存している。
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この作物の原種は、遠く離れた山奥で発見された。
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質の良い原種を選ぶことが、豊かな収穫に繋がる。
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標準
pure breed
作例 · 標準
彼の飼っている犬は、由緒正しい血統の原種だ。
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このバラの原種は、交配を重ねて様々な品種が生み出された。
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厳しい基準をクリアした馬だけが、原種として登録される。
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