前軍
ぜんぐん
名詞
標準
front-line troops
文例 · 用例
諸藩|漸く削奪せられんとするの明らかなるや、十二月に至りて、前軍都督府断事高巍書を上りて政を論ず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
大寧より還りて会州に至り、五軍を立てゝ、張玉を中軍に、朱能を左軍に、李彬を右軍に、徐忠を前軍に、降将|房寛を後軍に将たらしめ、漸く南下して京軍と相対したり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
氏郷の前軍の蒲生源左衛門、町野左近将監等は政宗勢の不誠実なところを看破したから大に驚いた。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
狂攘して相救へば、前軍後軍、相倶に覆没す。
— 幸田露伴 『囲碁雑考』 青空文庫
義元の命のままに、西上の前軍を承って多くの功績を示したが、義元西上の志が粉砕された事によって、竹千代(弘治二年末義元の義弟、関口|親長の女をめとる、後元康と称し更に家康と改む)の運命が開れようとは当人も想いつかなかったであろう。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
松平元康が、どんなに優秀な前軍を勤めたかを簡単に示すならば、弘治三年四月には刈屋を攻め、七月|大府に向い、翌永禄元年二月には、義元に叛き信長に通じた寺部城主鈴木|重教を攻め、同じく四月には兵糧を大高城に入れた。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
前軍は鷲津、丸根、大高を側に見て、寺部の城に向い不意に之を攻めた。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
前軍は十日に既に発したが、一日おいた十二日、義元子|氏真を留守として自ら府中(今の静岡)を立った。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
作例 · 標準
前軍が敵の防衛線を突破し、本隊が突撃する道を作った。
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前軍に配置された兵士たちは、最も過酷な戦闘を覚悟していた。
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伝令は馬を飛ばし、前軍の将軍に撤退の命令を届けた。
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