婿取り
むことり
名詞
標準
adopting a son-in-law into one's family
文例 · 用例
なにぶんにも婿取りの一人娘ではございますが、それほど御所望と仰しゃるからは、御奉公に差し上げまいものでもございません」 お亀はびっくりして半七の顔を見ると、彼はつづけてこう云った。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
早く婿取りされて、ちょうど、あなたぐらいな年頃だった。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
こういう事情であるから、おせきの婿取りも当然延期されることになった。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
たったひとりの婿取り娘、色仕掛けのなんのと人聞きのわるいことをおっしゃっちゃ困ります。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
争って罪を着たがったも不審、娘がドスを届けたも不審、しかも娘は婿取りだというんだ。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
ふたりともいまだにひとり身、娘は婿取り、罪を着る代わりにおれを婿におれを婿にといいだしたのが、こんな騒動のもととなったのでござります。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
かういふ事情であるから、おせきの婿取りも当然延期されることになつた。
— ――「近代異妖編」 『影を踏まれた女』 青空文庫
疑問の殺人鬼 五ヶ年の間、帯刀の遠謀で保留されていたお妙の婿取りは、果して間もなく盛大にとり行われた。
— 海野十三 『くろがね天狗』 青空文庫
作例 · 標準
その家では、代々娘の婿取りによって家業が引き継がれてきた。
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彼は婿取りとして、妻の実家の家業を継ぐことになった。
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最近では、婿取りの慣習も以前ほど一般的ではなくなった。
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