三つ巴
みつどもえ
名詞
標準
(emblem of) three comma-shaped figures arranged to form a circle
文例 · 用例
この三つは三つ巴のようにつながった謎の三位一体である。
— 寺田寅彦 『時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ』 青空文庫
大杉の生涯は革命家の生血の滴たる戦闘であったが、同時に二人の女に縺れ合う恋の三つ巴の一代記でもあった。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
殺人鬼を繞つて当局と藤枝と林田の描く三つ巴は如何に発展するか。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
巴のやうな形をして居るのであらう、その巴の上に岬と松原と海を隔てた温泉岳が三つ巴を為して乗つてゐるといふのであらう。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
それに、も一人東都弁護士会にその人ありと云われた能勢氏と云う豪傑が現われて、三つ巴になって相争うと云う本篇の最も興味のある所が理解出来ないのだ。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
兔に角唐の朝廷で改暦の議が始まると、中央アジアのイラン(波斯)系の天文と、印度系の天文と、支那傳統の天文とが、三つ巴となつて優劣を爭うた。
— 桑原隲藏 『東西交通史上より觀たる日本の開發』 青空文庫
千代子と僕に高木を加えて三つ巴を描いた一種の関係が、それぎり発展しないで、そのうちの劣敗者に当る僕が、あたかも運命の先途を予知したごとき態度で、中途から渦巻の外に逃れたのは、この話を聞くものにとって、定めし不本意であろう。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
有史以来、人間はこの三つの煩悩に駆りたてられて、われも人もこの三慾のためにこそ、孜々営々と生命を削る歩みをつづけてきたのだ――現世は、名、金、おんなの煩悩三つ巴。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
作例 · 標準
その神社の紋は、美しい三つ巴の形をしていた。
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太鼓には、三つ巴の文様が描かれていることが多い。
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三つ巴は、水や雷を表すとも言われている。
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標準
three-way fight
作例 · 標準
三つ巴の戦いが繰り広げられ、勝敗の行方は最後まで分からなかった。
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サッカーのリーグ戦で、三チームが三つ巴の状況になった。
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今回の選挙は、三つ巴の様相を呈している。
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