巴
パ
名詞頻度ランク #23811 · 青空 1501 例
標準
Pali language
文例 · 用例
マルスリーヌ・デボルド―※ルモオルは千七百八十六年七月の二十日にドゥエ(Douai)に生れ、千八百五十九年七月二十三日巴里で死んだ。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
現今は欧羅巴も亦同じやうであり、唯少し異る点は、各人が自己に閉籠つて型を造り、それを精練してゐて己が赤裸々に生きないのが欧羅巴なるに反し、我等の間では、互につけ込み合ふことを承認し合つてゐる点であらう。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
「神」といふ言葉が、宗教裁判のあの過酷を生んだ欧羅巴に於て、則ち神自体よりも神を祀る人間習俗の中に屡々不幸を招来したことがあつたといふので「神」を厭ふといふのならまだ分るとしても、日本に於て「神」を何故に厭ふ者があるのであるか?
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
それで例へば欧羅巴の如きレリジョンの確立してゐる所では、それに批評の発達した所では、批評家は個人的に言葉を使用しないで社交的圏を相手に話すので、言葉は専ら比較によつて成立つ品性についての言葉が人の頭に滲みきつて、そのため驚きはその滲みきつた言葉で片附られ勝になるといふことは想像出来るでせう。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
これが即ち文化の余裕といふものであり、昔の日本の江戸や、今の仏蘭西の巴里などで、この種の閑人倶楽部が市中の至る所に設備されてるのは、文化が長い伝統によつて、余裕性を多分にもつてる証左である。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
巴里の喫茶店で、街路にマロニエの葉の散るのを眺めながら、一杯の葡萄酒で半日も暮してゐるなんてことは、話に聞くだけでも贅沢至極のことである。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
昔の江戸時代には帰らないでも、せめて巴里かロンドン位の程度にまで、余裕のある閑散の生活環境を作りたい。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
北の屋蔭の苔むしたる井筒に、新調の洋服涼しげなる若人二人、巴里形の麥藁帽子見よげにかぶりて、細き櫻のステツキを手すさびに振り上げ、花もまだきなる紫陽花の葉を叩きつ、あやめを隔ててこなた、うちまもり給へるなりけり。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の初期の経典は、多くがバー(巴)語で書かれている。
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彼は、古代インドの言語であるバー(巴)語を研究するために、大学院に進んだ。
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バー(巴)語の文献を読み解くことは、仏教史研究において非常に重要である。
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ウィキペディア
巴(ともえ)は、コンマあるいは勾玉のような形をした日本の伝統的な文様の一つ、または、巴を使った紋の総称。巴紋(ともえもん)ともいう。家紋や神紋・寺紋等の紋としても用いられ、太鼓、軒丸瓦などにも描かれる。
出典: 巴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0