角觝
かくてい
名詞動詞-サ変
標準
strength contest
文例 · 用例
其処で、野寺の観音堂の拝殿へ上り、其方盲人にて角觝は成るまじ、腕おしか頭はりくらか此の二つの中にせむ。
— 泉鏡太郎 『怪力』 青空文庫
闘鶏、闘犬、闘牛の類を惣て野蛮だといつて悪くいふ者もあるが、人間様に角觝がある間は這般な事を云はれまいと思ふよ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
抽斎は角觝を好まなかった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
〔評〕南洲|壯時角觝を好み、毎に壯士と角す。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
柔らかい毛布にくるまって上には志んの持って来た着物をかけられ、脚部には湯婆が温かくていい気持になってほとんど何も考えないでウトウトしていたが眠られはしなかった。
— 寺田寅彦 『病中記』 青空文庫
かくていま、追憶の空はあかあか、血のごとも雲は顫へ楽の音の慄くなかに、閃めくは聖体盒の香の曇、骨も斑らに白白と浮びちり、あはれ早や沈み暈めく。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
『かくていまや多大の成功をもって計画をなし遂げた我々には、犯罪の証跡を残さないための努力だけがただ一つ残された。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
かくていつき育てしほどに十五歳の時家長|空しくなりぬ。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
古代ローマの闘技場では、剣闘士たちが角觝を繰り広げた。
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その二人の力士の取組は、まさに角觝と呼ぶにふさわしい熱戦だった。
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彼らは互いのプライドをかけて、技術と力の角觝に挑んだ。
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