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仏殿

ぶつでん
名詞
1
標準
temple building enshrining a statue of Buddha (esp. the main hall of a Zen Buddhist temple)
文例 · 用例
雪かなしいつ大仏の瓦葺 夢のように唐突であり、巨象のように大きな大仏殿
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
それを目ざして進むと、丁度本堂仏殿のありそうな位置のところに礎石が幾箇ともなく見えて、親切な雨が降る度に訪問するのであろう今もその訪問に接して感謝の嬉し涙を溢らせているように、柱の根入りの竅に水を湛えているのが能く見えた。
幸田露伴 観画談 青空文庫
むかしはそれが密林だったので何事も少かったのですが、十余年|前に悉く伐採したため禿げた大野になってしまって、一夕立しても相当に渓川が怒るのでして、既に当寺の仏殿は最初の洪水の時、流下して来た巨材の衝突によって一角が壊れたため遂に破壊してしまったのです。
幸田露伴 観画談 青空文庫
それを目ざして進むと、丁度本堂仏殿の在りさうな位置のところに礎石が幾箇ともなく見えて、親切な雨が降る度に訪問するのであらう今も其訪問に接して感謝の嬉し涙を溢らせてゐるやうに、柱の根入りの竅に水を湛へてゐるのが能く見えた。
幸田露伴 観画談 青空文庫
むかしはそれが密林だつたので何事も少かつたのですが、十余年前に悉く伐採したため禿げた大野になつて仕舞つて、一夕立しても相当に渓川が怒るのでして、既に当寺の仏殿は最初の洪水の時、流下して来た巨材の衝突によつて一角が壊れたため遂に破壊して仕舞つたのです。
幸田露伴 観画談 青空文庫
その二年前、小学六年の時、ぼくの受持教師は鎌倉大仏殿の坊主でした。
太宰治 虚構の春 青空文庫
その作り方は、土龍、井守、蝮蛇の血に、天鼠、百足、白檀、丁香、水銀郎の細末をまぜて……」 そんな陰謀があるとは、知らぬが仏の奈良の都へ、一足飛びに飛んだ佐助は、その夜は大仏殿の大毘盧遮那仏の掌の上で夜を明かした。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
親信は父内蔵助親直の後を継いで佐川を領していたが、大仏殿建立の用材を献上した時、元親の命を受けて仁淀川の磧で、その材木の監督をしていたところに、左京之進親実が数人の者と狩に来た。
田中貢太郎 八人みさきの話 青空文庫
作例 · 標準
禅寺の仏殿に入ると、ひんやりとした静寂が漂い、自然と背筋が伸びる思いがした。
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鎌倉時代に建立されたその仏殿は、当時の唐様建築の粋を集めた見事な造りだった。
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早朝の仏殿では、修行僧たちが一斉に読経する声が堂内に響き渡っていた。
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