蕨
わらび
名詞頻度ランク #31507 · 青空 429 例
標準
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文例 · 用例
二十三本の発破が、岩盤の底に詰められて、蕨のように導火線が、雪の中から曲った肩を突き出していた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
お蘭は冷水で絞った手拭を持って来てやったり、有り合せの蕨餅に砂糖をかけて出してやったりした。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
「いき」に左袒する者は 〔amour-gou^t〕の淡い空気のうちで蕨を摘んで生きる解脱に達していなければならぬ。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
また、奈良朝以前から見られる唐草模様は蕨手に巻曲した線を有するため、天平時代の唐花模様も大体曲線から成立しているため、「いき」とは甚だ縁遠いものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そこで兄は、さきの妻のトシエと、笹の刈株で足に踏抜きをこしらえ、臑をすりむきなどして、ざれついたり、甘い喧嘩をしたり、蕨をつむ競争をしたりしていた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
彼女の家には、蕨や、いたどりや、秋には松茸が、いくらでも土の下から頭をもちあげて来る広い、樹の茂った山があった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
「俺れんちにも、こんな蕨や、いたどりや、野莓がなんぼでもなる山があるといゝんだがなア。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
」「これ、蕨とは違いますって言うつもりやったんやなあ」信子がそんなに言って庇護ってやった。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
作例 · 標準
春になると、山菜採りで蕨を摘むのが楽しみです。
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蕨のアク抜きは少し手間がかかるが、独特の風味が美味しい。
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祖母が作った蕨のおひたしは、いつも食卓の人気者だった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
蕨(わらび) 植物 シダ植物、山菜として食用されるワラビのこと。 地名・駅名 埼玉県蕨市のこと。 JR京浜東北線の蕨駅のこと。 日本人の姓 蕨和雄 蕨真一郎 など その他 蕨 (駆逐艦) - 旧大日本帝国海軍の駆逐艦の一つ。
出典: 蕨 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0