双脚
そうきゃく
名詞
標準
both legs
文例 · 用例
彼はその老僧の名と、山国谷に向う道をきくと、もはや八つ刻を過ぎていたにもかかわらず、必死の力を双脚に籠めて、敵の所在へと急いだ。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
やるべしと云うので、突然双脚に精一杯の力を込めて飛び上がった。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
後年、日本の女詩人与謝野晶子の健やかな双脚をして思わずもすくませたりという凱旋門をめぐる恐ろしい自動車の疾駆は未だ見えず、二頭びきの乗合馬車がカツカツと二十世紀初頭の街路を通っている。
— 宮本百合子 『中條精一郎の「家信抄」まえがきおよび註』 青空文庫
銘々長く双脚を伸して、山の話村の話、さては都の話に時の移るをも知らない。
— 大下藤次郎 『白峰の麓』 青空文庫
彼は急に双脚の力を失った。
— 宮本百合子 『美しき月夜』 青空文庫
まづ双脚に美麗なる脛甲あてゝ、白銀の留金をもてしかと締め、之に續きてその胸のめぐり美麗の胸甲を纒ひぬ、むかし*キニュレース客を尊ぶ禮としてアガメムノーンに寄せしもの。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
テラモーン生めるアイアース其時答へて友にいふ、『正に同じく剛勇のわが手は槍を振ふべく勇み、わが意氣また奮ひ、堅き双脚輕くして驅けいでんとす、たとへ身はひとりたりとも猛勇に狂ふ敵將ヘクトール迎へて雌雄決せんず。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
イドメニュースは影長く曳く槍、敵の屍體より奪ふを得たり、然れども他の精巧の軍裝を 510彼の肩より掠め得ず、敵の射撃は物凄し、心|焦せるも双脚の骨筋今は堅からず、走りておのが槍を取りまた敵の槍避くること難し、奮ひて接戰に死の運命を防げども、戰場あとに速かに退くことは易からず。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
作例 · 標準
彼は双脚でしっかりと大地を踏みしめ、力強く立ち上がった。
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体操選手は、美しく双脚を揃えて着地を決めた。
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選手は双脚で力強くジャンプした。
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