王都
おうと
名詞
標準
royal capital
文例 · 用例
王都の中央にてエルベ河を横ぎる鉄橋の上より望めば、シュロス・ガッセに跨りたる王宮の窓、こよひは殊更にひかりかがやきたり。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
王都の中央にてエルベ河を横ぎる鉄橋の上より望めば、シュロス、ガッセにまたがりたる王宮の窓、こよいはことさらにひかりかがやきたり。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
聖家族がマタリアからメムフィスへ行ったというのは有り得べきことだと思うが、メムフィスとてもその頃はヘリオポリス(マタリア)同様すでに荒廃して王都ではなかった。
— 野上豊一郎 『処女の木とアブ・サルガ』 青空文庫
其後久しからずして、プリアムスの命令によりて、「トロヤ」の王都に競技の大会あり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
衰えたというも、首里はまだ純然たる沖縄の王都なのです。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
吏務、王都を遠く離れて怠り私威を猥りにすること二つ。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
しかし何となく陰気に薄暗くじめじめして、妙に気味の悪い厭な感じがしたので、夫人が直覚的に反対したにもかかわらず、ヘルンは一見して大いに気に入り、『面白いの家』『面白いの家』と、子供のように嬉しがって、是非それを買おうと言った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
僕、――」「僕は」私はぶちまけてしまおうと思った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
例句