下聞
かぶん
名詞動詞-サ変
標準
enquiring beforehand
文例 · 用例
会計報告は、神谷が千種から下聞きをしておいて、その場で自分が代つてやつた。
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
わっしは、旦那が帰って来たらしたたかぶん殴ってくれようと思って、でっけえ棒をこせえときました。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
早くこれをかぶんなさい」 さすがに軍人の家庭は用意がよかった。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
僕のいい考えは、いつもあとになって浮かぶんでね。
— A WONDER BOOK FOR BOYS AND GIRLS 『ワンダ・ブック――少年・少女のために――』 青空文庫
あんな化物豆なんか心配しないで、自分は自分でさっさと遊ぶなり、ほかへ出るなりしろと力をつけながら、あの、子を子とも思わない鬼婆なんかぶんなげてやれとかなんとか罵った。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
お前には、なんだか知らないけれど、いろんな仕事や計画があるだろうし、思想とやらも頭に浮かぶんだろうからね。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
作例 · 標準
「恐れながら、下聞(かぶん)に及びましたところ、あちらの村では凶作でかなり困窮しているとのことです」
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殿下は町人の暮らしぶりを直接下聞されるため、お忍びで城下町へと足を運ばれた。
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「お耳に入れたいことがございます。下聞の通り、例の計画には反対派の動きがあるようです」
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長老たちの話を下聞し、若き村長はこれからの村の運営方針を静かに固めていった。
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