葦
あし異読 よし・アシ・ヨシ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #26881 · 青空 908 例
標準
common reed (Phragmites australis)
文例 · 用例
秋ふかき隣は何をする人ぞ秋さびし手毎にむけや瓜茄子 芭蕉の心が傷んだものは、大宇宙の中に生存して孤独に弱々しく震えながら、葦のように生活している人間の果敢なさと悲しさだった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
高阪橋を越す時東を見ると、女学生が大勢立っていると思ったが、それは海老茶色の葦を干してあるのであった。
— 寺田寅彦 『高知がえり』 青空文庫
もし小江の葦蟹を貰ったら辛塩を塗り臼でついて塩にして永く貯えの珍味とする。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
豊葦原の瑞穂の国の瑞穂の波の中にいて、それでなかなか容易には米が食われないのである。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
小初はぐっと横着な気持になって、化粧の出来上った顔に電球を持ち添えて「これでは、どう」と窓の葦簾張りから覗いている貝原に見せた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
小初の泣き顔の涙も乾いて遠くの葦の葉ずれが、ひそひそと耳にささやくように聞える。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
まあ、どっちにしても気味のよくない所で、むかしは大変に広い池であったのを、江戸時代になってだんだんに狭められたのだそうで、わたくしどもの知っている時分には、岸の方はもう浅い泥沼のようになって、夏になると葦などが生えていました。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
その年は余寒が割合に長かったせいか、池の岸にも葦の青い芽がまだ見えなかった。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
川辺に生い茂る葦が、秋風に吹かれてカサカサと音を立てている。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
パスカルは「人間は考える葦である」という有名な言葉を残した。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview
昔の人は葦の茎を編んで、日除けのためのすだれを作っていたそうだ。
Illusions AI · gemini-3.1-pro-preview