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抜毛

ばつもう
名詞
1
標準
pulling out one's hair
文例 · 用例
最初、お照が髪を梳いて抜毛を丸めて、無雑作に庭に投げ捨て、立ち上るところがありますけれど、あの一行半ばかりの描写で、お照さんの肉体も宿命も、自然に首肯出来ますので、思わず私は微笑みました。
太宰治 風の便り 青空文庫
彼はしかたなく俯向いて紐を結んでいると、雁がまた大きな足掻をして懐から転げ出るとともに、抜毛をばらばらと落しながら其のまま飛んで往った。
田中貢太郎 青空文庫
腹が減ってしようがないんだ」抜毛のように頼りない声を出した。
里村欣三 放浪の宿 青空文庫
三度目位までは櫛一杯に抜毛がついて来る。
宮本百合子 秋毛 青空文庫
袖屏風の陰で抜毛のついた櫛を握ってヨロヨロと立ちあがる抜け上った「お岩」の凄い顔を思い出す。
宮本百合子 秋毛 青空文庫
細かい「ふけ」が浮いた抜毛のかたまりが古新聞の上にころがって、時々吹く風に一二本の毛が上の方へ踊り上ったり靡いたりして居る様子はこの上なくわびしい。
宮本百合子 秋毛 青空文庫
毎朝の抜毛と、海と同じ様な碧色の黒みがかった様な色をした白眼の中にポッカリと瞳のただよって居る私の眼は、見るのが辛い様な気がする。
宮本百合子 秋毛 青空文庫
女中に「抜毛を竹の根元に埋めると倍になって生えるそうだ」と母が「裏の姫竹の根に埋めておやり」と命じた。
宮本百合子 秋毛 青空文庫
作例 · 標準
ストレスで無意識に抜毛をしてしまうことがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
頭皮の健康のためにも、過度な抜毛は避けるべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の枕元には、毎朝多くの抜毛が落ちていた。
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