活版本
かっぱんぼん
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文例 · 用例
それも道理千万な談で、早い譬が、誤植だらけの活版本でいくら万葉集を研究したからとて、真の研究が成立とう訳はない理屈だから、どうも学科によっては骨董的になるのがホントで、ならぬのがウソか横着かだ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
それも道理千万な談で、早い譬が、誤植だらけの活版本で何程万葉集を研究したからとて、真の研究が成立たう訳は無い理屈だから、何様も学科によつては骨董的になるのがホントで、ならぬのがウソか横着かだ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
」「お品が少うげして、へへへ、当節の九星早合点、陶宮手引草などと云う活版本とは違いますで、」「何だか知らんが、さんざ汚れて引断ぎれているじゃないか。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
話が色々になりますが、僕が活版本を始めて見たのは結城合戦花鍬形といふのと、難波戦記、左様です、大阪の戦のことを書いたのです。
— 泉鏡花 『いろ扱ひ』 青空文庫
厚い表紙で赤い絵具をつけた活版本なんです。
— 泉鏡花 『いろ扱ひ』 青空文庫
活版本でも好いんですが……。
— 岡本綺堂 『青蛙神』 青空文庫
活版本がだんだんに行なわれるに付けて、むかしの貸本屋もだんだんに亡びてしまうので、上田屋もとうとう見切りをつけて、日清戦争前後に店をやめてしまった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
後には種々の製本が出来たが、最初に現われたのは半紙十枚ぐらいを一冊の仮綴にした活版本で、完結までには十冊以上を続刊したのであった。
— 岡本綺堂 『寄席と芝居と』 青空文庫