赤銅
しゃくどう
名詞
標準
shakudo
文例 · 用例
茶どきと見え青い茶が乾してあったり、茶師の赤銅色の裸体が燻んだ色の町に目立っていた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
婦人用の烟管の吸口と雁首に附けた金具に、銀と赤銅とを用いて、銀白色の帯青灰色との横縞を見せているのがある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
あの美しい緑色は見えなくなって、※びたひわ茶色の金属光沢を見せたが、腹の美しい赤銅色はそのままに見られた。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
支那人は、通りと同様に、赤銅色に塵埃をあびていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
半信半疑で警戒を怠らなかった赤銅色の売手は、店をたゝむひまもなしに、忽ち、中山服に取りまかれた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
連日炎天の行軍で顔は赤銅のごとく、光っているのは眼ばかり。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
やっぱり、お化けかしら」 自分は本棚から、モジリアニの画集を出し、焼けた赤銅のような肌の、れいの裸婦の像を竹一に見せました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
窓際=如輪木の胴に赤銅の箍を嵌めた酒筒から、大小二本の蔓の根が窓框を捲いて延び上り、緊密な濃緑色の葉立ちの陰に、練絹へルビーを包んだやうな小花を綴るびなんかつら。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
作例 · 標準
奈良の大仏は、赤銅色に輝く美しい姿をしている。
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刀の鍔には、精緻な細工が施された赤銅が使われていた。
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赤銅で作られた美術品は、独特の渋い光沢を放つ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
出典: 赤銅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0