聖跡
せいせき
名詞
標準
holy site
文例 · 用例
水谷氏は非常に兒島家の好意を喜び、一人の以て此聖跡を荒らすべきで無いとして、斯道のオーソリチーたる坪井博士、それから華族人類學會の牛耳を執らるゝ二絛公爵に通知し、余にも其末班に加はるべく交渉されたのだ。
— 大森貝塚の發掘 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
一、同状云、寺家麓東西南北於聖跡堂舎塔廟等云云。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
……指頭大で、“いしごろも”みたやうなみかけをもつてゐるのがめづらしい……八 これよりさき、ぼくは、霊山寺の納経所で、“聖跡を慕うて”といふ本を、目についたまゝ、何ごゝろなく買つた。
— 久保田万太郎 『にはかへんろ記』 青空文庫
“聖跡を慕うて”とは、すなはち、明治三十九年、著者二十八歳のとき、兄事する一人の先輩とゝもに、四国八十八ヶ所の霊場を巡拝した七十余日間についてつぶさにしるしたものだが、それについてはあとで書く。
— 久保田万太郎 『にはかへんろ記』 青空文庫
学校へは一切小説本を持ちこまなくなったかわり、勉強もおろそかになってしまって、三年四年となるにつれて、私はせいせきが段々悪くなって、卒業する時は八十七分の八十六番位で出たと思う。
— 林芙美子 『私の先生』 青空文庫
図画の宿題には、講談倶楽部か何かの口絵を描いて来る少女が一番いいせいせきで、私のように静物や風景を写生してゆくのには、何時も乙か丙をくれた。
— 林芙美子 『私の先生』 青空文庫
塾のせいせきは、諭吉のほうが上ですし、からだもつよくしっかりしていながら、頭があがりません。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
そのため、せいせきはぐんぐんあがって、とうとう、塾にある本をぜんぶよんでしまい、力もついてきました。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
作例 · 標準
伝説の英雄が最期を遂げたとされるその聖跡には、今も多くの巡礼者が訪れる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
開発計画が持ち上がったが、住民たちは歴史ある聖跡を守るために強く反対した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
聖跡とされる場所を歩くと、どこか厳かで背筋が伸びるような感覚を覚える。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview