神格
しんかく
名詞頻度ランク #34820 · 青空 70 例
標準
divinity
文例 · 用例
――「……いつだつたかの晩、その伊太利譯を讀んだ時、私はこれらの頁を書いたあの夢のやうな晩のことを思ひ出し、まだ子供らしい頬をほてらせながら、死を、死の神格化を見出すべく愛を突き拔けてゆく、この若い祖先の迅速さには、殆どわれにもあらず、眩惑し、驚嘆いたしました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
それと同じやうな意味で、天上の星は人間の地位に比擬され、又一段と進んでは神格化して抽象的な或意義と作用を有するものと想化され、又一段と進んでは人格化して俚俗的傳説にあらはるゝやうになるのも稀有なことでは無い。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
ソ連でさえマルクスだけでなくレーニン、スターリン等を神格化しているではないか。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
また、本妙寺では、神格化された英雄である清正公の像をあしらった、小さいお寺の形をした小振りの御守を買い求めることができる。
— A WISH FULFILLED 『男子の本懐』 青空文庫
ましてや、新たに召集された新兵たちには、熊本の地そのものがかの偉大なる軍将の伝説によって神格化されており、驚嘆すべき場所と思えただろうし、また、この城そのものも清正が朝鮮で猛攻撃した要塞のプランも取り入れて築城されており、世界の驚異とも見えたであろう。
— A WISH FULFILLED 『男子の本懐』 青空文庫
神格よりうけたる光は、その源の神をも斃す事あらん――と云ってね。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
その事は「馬死霊祓柱之珂玲祝詞」の首文とまでなっていて、『淵上村神野毛馬埋有上爾|雨之夜々陰火之立昇依而文政十一年十一月十四日騎西熊次郎|依願祭之』という以上の一文によっても明らかであるが、さらにその祝詞は、馬の死霊に神格までもつけて、五瀬霊神と呼ぶ、異様な顕神に化してしまったのである。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
その事は「馬死霊祓柱之珂玲祝詞」の首文とまでなっていて、『淵上村神野毛馬埋有上爾雨之夜々陰火之立昇依而文政十一年十一月十四日騎西熊次郎依願祭之』という以上の一文によっても明らかであるが、さらにその祝詞は、馬の死霊に神格までもつけて、五瀬霊神と呼ぶ、異様な顕神に化してしまったのである。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
作例 · 標準
その神は、人々に崇められ、神格を持つ存在として信仰されている。
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古代の王の中には、自らを神格化しようとする者もいた。
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彼はその芸術作品に、ある種の神格を見出した。
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