断続
だんぞく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #22092 · 青空 211 例
標準
intermittence
文例 · 用例
非常な強度で降っていると思うと、まるで断ち切ったようにぱたりと止む、そうかと思うとまた急に降り出す実に珍しい断続的な降り方であった。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
発信所から送る波をあるいは長くあるいは短く断続して送れば受信器はそれに相当してあるいは長くあるいは短い音を発する故、丁度普通電信に用うると同じ符号で通信が出来るのである。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
そこからは腰の痛みの軽い日は、杖に縋りながらでも、笠寺観音から、あの附近に断続して残っている低い家並に松株が挟まっている旧街道の面影を尋ねて歩いた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
むせび泣きの声聞え初めて断続の言葉その事とも聞わき難く、半かかげし軒ばの簾、風に音する夕ぐれ淋し。
— 樋口一葉 『うつせみ』 青空文庫
ある日曜日の朝顕著な不連続線が東京附近を通過していると見えて、生温かい狂風が軒を揺がし、大粒の雨が断続して物凄い天候であった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
銃声は、日本の兵士が持つ銃のとゞろきばかりでなく、もっとちがった別の銃声も、複雑にまじって断続した。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
するとグワウッ――グワウッ――という喧噪の断続とともに人びとの顔がみな無意味に見えてゆく。
— 梶井基次郎 『器楽的幻覚』 青空文庫
そういう田舎の名づけ親のおじさんの所へ遊びに行ったにんじんが、そこの幼いマチルドと婚礼ごっこをして牧場を練り歩く場面で、あひるや豚や牛などがフラッシで断続交互して現われ、おじさんの紙腔琴に合わせて伴奏をするところも呼吸がよく合って愉快である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
作例 · 標準
試合中、雨が断続的に降ったり止んだりしていた。
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夜勤の際、時々聞こえる工事の音が断続し、なかなか眠れなかった。
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彼は集中力が断続しやすく、長時間の作業には向かない。
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