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損亡

そんもう異読 そんぼう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
loss
文例 · 用例
骨折り損を避けるために、骨はさして折れない代わりに決定的な損亡へしか導かない途に留まろうというのが、不精で愚かで卑しい俺の気持だったのだ。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
中には蓄財のあった家もあるが、静にそれを守り遂げる事が出来ないで、馴れない商売で損亡を招く者が多く、又蓄える事を知らなかった人々は、急転直下して極端な貧窮状態に陥る外なかったのである。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
家の損亡するのみならず、これをとり繕ふ間に、身をそこなひて、かたはづけるもの數を知らず。
鴨長明 方丈記 青空文庫
然るに今その敵に敵するは、無益なり、無謀なり、国家の損亡なりとて、専ら平和無事に誘導したるその士人を率いて、一朝敵国|外患の至るに当り、能くその士気を振うて極端の苦辛に堪えしむるの術あるべきや。
瘠我慢の説 瘠我慢の説 青空文庫
こは一人の損亡にあらず、一国の損亡なり。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
ついにその商社の分散するに至らば、その損亡は商社百人一様の引受けなるべし。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
政府もし国法の趣意を達すること能わずして人民に損亡を蒙らしむることあらば、その高の多少を論ぜずその事の新旧を問わず、必ずこれを償わざるべからず。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
譬えば役人の不行届きにて国内の人か、または外国人へ損亡をかけ、三万円の償金を払うことあらん。
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
作例 · 標準
大規模な火災により、多くの家屋が損亡した。
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戦争は、多くの人命の損亡をもたらした。
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会社の財務状況は、度重なる損亡で悪化の一途を辿った。
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