器楽
きがく
名詞頻度ランク #35782 · 青空 59 例
標準
instrumental music
文例 · 用例
リズムについていえば、伴奏器楽がリズムを明示し、唄はそれによってリズム性を保有するのであるが、わが国の音楽では多くの場合において唄のリズムと伴奏器楽のリズムとが一致せず、両者間に多少の変位が存在するのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
日本の民衆音楽中でも、歌詞を主としない、純粋な器楽に近いものとしての三曲のごときも、その表現せんとするものがしばしば自然界の音であり、また楽器の妙音を形容するために自然の物音がしばしば比較に用いられる。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
……私はあらゆるものから学んだ、ヴァイオリニストからも、唱歌者からも、器楽者からも。
— 寺田寅彦 『人の言葉――自分の言葉』 青空文庫
」鼓器楽手、「わたしは知ってますがね、どうも鼓器だけぢゃ仕方ないでせう。
— 宮沢賢治 『ポランの広場』 青空文庫
」鼓器楽手「リヅムといってたゞかうですよ。
— 宮沢賢治 『ポランの広場』 青空文庫
そしてかの地で聞く機会の多いオペラのアリアや各種器楽のレコードを集めて、それを研究し修練してわびしいひとり居の下宿生活を慰めていた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
どうかすると十二時頃まで、奇妙な支那の歌声や、器楽の音なぞが、チイチイガアガア鳴り響くのであったが、それに気が付くたんびに村の人々は顔を見合わせた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
白日の光の水脈に、わが恋の器楽の海に。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
作例 · 標準
中学校の器楽クラブでは、バイオリンやチェロなどの楽器を通じてアンサンブルの奥深さを学んだ。
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今回の音楽祭では、合唱の他に本格的な器楽演奏のプログラムも多数用意されている。
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彼は歌うことよりも、フルートやクラリネットといった器楽の繊細な音色に強く惹かれている。
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バロック時代から古典派にかけて、器楽は宮廷文化の中で独自の発展を遂げていった。
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ウィキペディア
器楽 とは、楽器の演奏による音楽のこと。声楽の対語である。
出典: 器楽 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0