密議
みつぎ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
secret conference
文例 · 用例
兎角して二人の密議が着々進んで、四日目あたりになると、編輯局に多数を制するだけの味方も得た。
— 石川啄木 『悲しき思出』 青空文庫
此を隠謀の参謀本部として、豚汁をつついては密議を凝らし、夜更けて雨でも降れば、よく二人で同じ蒲団に雑魚寝をしたもの。
— 石川啄木 『悲しき思出』 青空文庫
そんな連中と健児社の箱田|六輔氏等が落合って大事を密議している席上に、奈良原到以下十四五を頭くらいの少年連が十六名ズラリと列席していたというのだから、その当時の密議なるものが如何に荒っぽいものであったかがわかる。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
密議の目的というのは薩摩の西郷さんに呼応する挙兵の時機の問題であったが、その謀議の最中に奈良原到少年が、突如として動議を提出した。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
それ以来「奈良原の奴は密議に加えられない」という事になって同志の人は事ある毎に奈良原少年を敬遠したというのだから痛快である。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
やがて、船長室に密議を凝らしに行ったメーツらはサロンへ引っかえして来た。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
「どういうふうに体裁を繕えばいいか、この人を廃り物にしないためには」 大臣は二、三人と密議するのであった。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
互いに相手の顔も知らなければ、名前も知らず、年齢の見当すらも知らない二人が、ただ、正義党の党員番号だけによって、恐るべき共同の大事業について密議を凝らそうとしているのだ。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
作例 · 標準
重要な会議を前に、役員たちは密議を凝らしていた。
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夜遅くまで続く密議の内容は、誰にも知らされることはなかった。
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敵の動向を探るため、将軍たちは密議を重ねた。
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