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貢ぎ

みつぎ
名詞
1
標準
tribute
文例 · 用例
伯母は、取って置きの財資を貢ぎ出して、追い立てるようにわたくしの一家を海外に送ることにした。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
そして学費の足しにと自分のお給金の中から幾らかの金を貢ぎながら、ひろ子を赤十字へ入れて勉強さした。
岡本かの子 蔦の門 青空文庫
兼次も好いた女と世帶を持つて女の家の貢ぎをうけて居るのだからこれも苦勞はない筈だが只親爺が出逢がしらに短氣を起しはせないかといふ懸念があるばかりであつた。
長塚節 芋掘り 青空文庫
商売に出てゐる間、病身な妹も多かつたので、月々百円から百五十円くらゐは貢ぎつゞけて来た晴代ではあつたが、たとひ十円でも金の無心は言ひ出しにくかつた。
徳田秋声 のらもの 青空文庫
フェニキア人の頃から、何とたくさんの黒人と赤人と黄人の異装徒が、それぞれ何と夥しい金銀・香料・海陸の物産を貢ぎものに捧げて、このテイジョの河口をはいって来たことだろう!
しっぷ・あほうい! 踊る地平線 青空文庫
人知れず硫酸モルヒネ猫不入なんぞ飲むものなきにしもあらねど、こは啻に痴情のなす所のみにあらず、男に入揚げ貢ぎし後ぽんと捨てられなぞしたる揚句の果にして、色情のほかに金銭のいざこざ大にあるものと知るべし。
永井荷風 桑中喜語 青空文庫
昔アズサを弓に製して信州などの山国からこれを朝廷に貢ぎした。
牧野富太郎 植物記 青空文庫
また、お姫さまは、二ひきの黒い、みごとな黒馬を皇子に貢ぎ物とせられたのです。
小川未明 赤い姫と黒い皇子 青空文庫
作例 · 標準
古代の王国では、豊かな貢ぎが隣国への平和の証として贈られていた。
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彼は王に忠誠を誓い、毎年多額の貢ぎを献上した。
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貢ぎを運ぶ隊列が、遠くからゆっくりと近づいてくるのが見えた。
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