入水
じゅすい異読 にゅうすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
suicide by drowning
文例 · 用例
そうして、自分がなぜ入水したのか。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
十九 入水者はきっと草履や下駄をきれいに脱ぎそろえてから投身する。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
心中もその宿を出て、近所の海岸から入水するか、山や森へ入り込んで劇薬自殺を企てるたぐいは、旅館に迷惑をあたえる程度も比較的に軽いが、自分たちの座敷を最後の舞台に使用されると、旅館は少からぬ迷惑を蒙ることになる。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
併し彼女は最初からの蛇体であるのか、あるひは入水の後に龍蛇と変じたのか、その議論は区々で遂に決着しなかつた。
— 岡本綺堂 『梟娘の話』 青空文庫
女は、この帯はお店のお友達から借りている帯やから、と言って、帯をほどき、畳んで岩の上に置き、自分もマントを脱ぎ、同じ所に置いて、一緒に入水しました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
おのれのスパルタを汚すよりは、錨をからだに巻きつけて入水したいものだとさえ思っている。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
もういちど入水をやり直さなければならない。
— 太宰治 『善蔵を思う』 青空文庫
師走、酷寒の夜半、女はコオトを着たまま、私もマントを脱がずに、入水した。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
作例 · 標準
平家物語のクライマックスで、幼い安徳天皇が祖母と共に波間に身を投じて入水する場面は涙を誘う。
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夫を亡くした悲しみに耐えかねた女性が、深夜の川へ入水して後を追おうとしたという悲話が残っている。
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かつてこの海岸では、愛し合う男女がこの世で結ばれないことを嘆いて共に入水したと言い伝えられている。
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標準
entering the water
作例 · 標準
準備運動をしっかり終えた後、選手たちはコーチの合図と共に勢いよくプールへ入水した。
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寒中水泳の行事で、屈強な男たちが威勢のいい掛け声と共に凍てつく海へ次々と入水していった。
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水温が低いので、心臓に負担をかけないように手足から少しずつ慣らしながら入水した。
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