並大抵
なみたいてい
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #27084 · 青空 192 例
標準
ordinary
文例 · 用例
並大抵の者ならば、驚いて慌てて逃げ出すべきであるが、重蔵は頗る大胆であった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
少女たちの特殊な道場にも似た、あの狭いところにうようよしている子供たちの一人々々の特徴を呑み込み、万事要領よくやって行くのも並大抵世話の焼けることではなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
叔父はそれが又、大得意で、来るお客|毎に吹聴しては店の信用を裏書きする材料にしていたが、何しろ距離が遠いのと雑音が烈しいのとで、並大抵の耳では相手の読む数字が聴き取れないのを、私の鼓膜は雑作なしにハッキリと受け入れた。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
こういう所で、ランデヴウする人も、さぞ骨が折れるでしょうが、そのランデヴウを世話する人は、いよいよ並大抵じゃないわね」 私は揶揄いながら、横を向き、ハンカチを額へ持って行って、滲み出す汗を抑えた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
元来この青獅子が、並大抵のものではないのだ。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
なにしろ年数を経た大物だから、並大抵の者にゃあ仕留められる筈がねえ。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
ここに到って並大抵の天狗様ならば一遍にギャフンと参いって、それなり生唾を飲み込んで我慢するところであるが、併し慢性の超弩級大天狗になるとこれ位の逆撃は然して痛痒を感じない。
— 夢野久作 『謡曲黒白談』 青空文庫
しかも並大抵の降りでなく、すさまじい響をたてゝ降る豪雨であつた。
— 若山牧水 『鳳來寺紀行』 青空文庫
作例 · 標準
「これだけの難問を解くのは、並大抵の努力では不可能だっただろう」
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真夏の炎天下でマラソンを完走するのは、並大抵の体力では務まらない。
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プロの棋士になるためには、並大抵ではない集中力と忍耐力が要求される。
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