不味い
まずい異読 マズイ・マズい
形容詞頻度ランク #25849 · 青空 380 例
標準
bad(-tasting)
文例 · 用例
「不味いものを食うくらいならいっそ、くたばった方がいい」 これは、美味のないとき、膳の上の食品を罵倒する敬蔵の云い草だが、ひょっとすると、それが辛辣な事実で父娘の身の上の現実ともなりかねない今日この頃では、敬蔵もうっかり自分の言葉癖は出しにくかった。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
コンペイトウは露西亜語の名前だけれど、俺よりずっと不味いぞ。
— 夢野久作 『キャラメルと飴玉』 青空文庫
そうして近所のカフェーから、不味い紅茶だの菓子だのを取り寄せながら、私の枕元で夜遅くまで芝居や活動の話をしいしい、何の他愛もなくキャッキャと燥いで帰って行ったので、私は妙に興奮してしまって夜明け近くまで睡れなかった。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
(自分は、その時それを、不味いとは思いませんでしたし、また、老母の心づくしも身にしみました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
少し酔って来るとみな料理が不味いと云い出した。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
お前が、男世帯をして、いや、菜が不味いとか、女中が焼豆腐ばかり食わせるとか愚痴った、と云って、可いか、この間持って行った重詰なんざ、妙が独活を切って、奥さんが煮たんだ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
』と、目賀田は不味い顔をして言ひ出した。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
一つには、出雲屋の料理はまむしと鮒の刺身と、きも吸のほかは不味いが、さすが名代だけあって、このまむしのタレや鮒の刺身のすみそだけは他処の店では真似が出来ぬなどと、板場らしい物の云い振りをしたかったのだ。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
標準
poor
標準
ugly
標準
awkward