不都合
ふつごう
形容動詞名詞頻度ランク #13151 · 青空 1199 例
標準
inconvenient
文例 · 用例
それから朝市の大きな西瓜、こいつはごろごろして台へ載りにくかったのをようやくのせると、神様へ尻を向けているのは不都合じゃと云い出してまた据え直す。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
最後に少々この電灯の不都合な点を述べてみれば、こういう長い硝子管の一箇所でもちょっと罅裂が入れば全体が駄目になる。
— 寺田寅彦 『ムーア灯』 青空文庫
ある有名な日本の歴史家がその著書の中に「朝鮮征伐」という文字を使ったのが甚だ不都合だと云って、某新聞の投書欄でひどく腹を立てた人があった。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
共犯嫌疑者田代公吉は弁護士梅島君のところに、不都合にも、「かくまわれ」ていて、そうして懸命に彼の社長殿と夕刊嬢とを捜している。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
通りすがりの旅人が金閣寺を見物しようとするには案内の小僧は甚だ重宝なものであるが、本当に自分の眼で充分に見物しようとするには甚だ不都合なものである。
— 寺田寅彦 『科学上における権威の価値と弊害』 青空文庫
この疑問の解答が一般に知られていないということが、学位をめぐるあらゆる不都合な事件の発生の胚芽となり、従っては一国の学術の健全な発達を妨害する一つの素因ともなり得るかと思われる。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
勿論これらの記事はどこまでが事実でどこからが西鶴の創作であるかは不明であるが、いずれにしてもこれらの素材の取扱い方に著者の心理分析的な傾向を認めても不都合はないはずであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
要するに西鶴が冷静|不羈な自分自身の眼で事物の真相を洞察し、実証のない存在を蹴飛ばして眼前現存の事実の上に立って世界の縮図を書き上げようとしている点が、ある意味で科学的と云っても大した不都合はないと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
作例 · 標準
電車の遅延で、約束の時間に間に合わないのは不都合だ。
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このシステムにはいくつかの不都合な点がある。
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「もし不都合でなければ、明日の会議は午後からにしませんか?」
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標準
wrong
作例 · 標準
その情報が外部に漏れるのは非常に不都合だ。
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今回のプロジェクトでは、いくつか不都合な事実が発覚した。
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「あの発言は、ちょっと不都合だったかな。」
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