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警句

けいく
名詞
1
標準
aphorism
文例 · 用例
やるなら一緒にやってもいい」「あなたは一体、何しにここへ来たのだろう」「さあ、――風に吹かれて」「言って置くけれども、御託宣と、警句と、冗談と、それから、そのにやにや笑いだけはよしにしましょう」「それじゃ、君に聞くが、君はなんだって僕を呼んだのだ」「おめえはいつでも呼べば必ず来るのかね?
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
しばらく黙っていたが、跳ね返す警句を思いつく気力もなく、「兄弟分でもなんでもない、全く一つのものだ」 と低い声音に渾身の力を籠めて言った。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
モンテーニュの論文をことごとく点字に写し取った中から、あらゆる思想や、警句や、特徴や、挿話を書き抜き、分類し、整理した後に、さらにこの著者が読んだだろうと思われるあらゆる書物を読んだり読んでもらったりして、その中に見出される典拠や類型を拾い出すというのである。
寺田寅彦 浅草紙 青空文庫
しゃべる事の好きな人が、ごちそうを食っていい気持ちになった時分に立って何かしら警句でも吐いてお客さんたちをあっと言わせたりくすぐって笑わせたりするのはかなりな享楽であろうと想像する事ができる。
寺田寅彦 路傍の草 青空文庫
凡そ心も精神もなしに、あの警句とこの警句との、ほんの語義的な調停を事としてゐて、それで批評だの学問だのと心得てゐる奴が斯くも多いといふことは、抑々、自分の心が要求しはしなかつた学問を、本屋に行けば本があつたからしたんでさうなつたんだ。
中原中也 散歩生活 青空文庫
ロジャー氏は齢のせいか少しとぼとぼする気魄を無理に緊張させるように警句を使ったり、誇張した譬えを持って来たりして、私に新噴水の力学上の関係や構造の近代性を頻りに説明した。
岡本かの子 噴水物語 青空文庫
まだ、この書を読まない人の為にちょっと解説すると、この書は仏典や禅書から、いわゆる悟りの為になることや修業者の策励になることが、抜萃してある仏教の金言警句集とでもいったような性質の書物である。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
それよりして以來――癇癪でなく、憤りでなく、先生がいゝ機嫌で、しかも警句雲の如く、弟子をならべて罵倒して、勢當るべからざる時と言ふと、つゝき合つて、目くばせして、一人が少しく座を罷り出る。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
作例 · 標準
彼の講演は警句に富み、聴衆を深く考えさせた。
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老子の言葉には、人生の真理を突く警句が多い。
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その作家は、短い文章の中に鋭い警句を散りばめることで知られている。
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ウィキペディア曖昧さ回避

警句(けいく)とは、短い皮肉の表現で、真理を言い当てている言葉のこと。急がば回れなどが有名。箴言ともいう。 格言 エピグラム

出典: 警句 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0