来臨
らいりん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
attendance
文例 · 用例
――……なお、此度は旭川師団より渡辺大尉殿の御来臨を辱うし、農場主側よりは吉岡幾三郎氏代理として松山省一氏、小作方よりは不肖私が出席し、ここに協力一致、挙村円満の実をあげたいと思うのであります。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
此間小島子来臨、因而御答相頼、乍然雨天なれば老人には定而迷惑可仕と可有御坐心得に而、雨天の事申上候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
結果として、知事は早速その晩、自分の家の夜会に御来臨に預りたいと招待するし、他の役人連もそれぞれ、或る者は午餐に、或る者はボストン骨牌に、また或る者はお茶に招くという始末であった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
「代官が一個人の資格をもつて、われわれ風情のところへ来臨される、即ちわしの家へ昼餐に立ち寄られるのぢや。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
……だが、まあ折角の貴賓の来臨に免じて我慢するとしよう……あす、坊さんを呼んで、貴様たちを結婚させてやる。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
尋ね着きて伯父の手紙を渡せば、その人は受取りて表書の名を見るより涙を溢して悦び、口早に女房にも告げ神仏の来臨の如く尊敬して座敷へ通し、何はさて置き伯父の安否を問い、幾度か昔救われたることを述べ、予が労れをいたわりて馳走かぎりなし。
— 饗庭篁村 『良夜』 青空文庫
祝福に来臨したものが、その庭を踏み鎮めることはあるべき筈で、舞踊と目的を一つにしてゐて、而も、もつと明らかにその目的を示してゐるものでせう。
— 折口信夫 『神楽(その二)』 青空文庫
朝の神あげで還つて行かれる神に別れを惜しむやうな感情が、此部の歌には全体として現れてゐるのだが、朝は日神が来臨するのに、之になごり惜しみすることの矛盾を感じて、こゝで一しきり悲別とも讃歎ともつかぬ歌群が出来た訣である。
— 折口信夫 『神楽記』 青空文庫
作例 · 標準
神の来臨を信じ、人々は祈りを捧げた。
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教会の設立記念式典には、多くの来賓の来臨があった。
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彼の突然の来臨に、一同は驚きを隠せなかった。
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