水差し
みずさし
名詞
標準
pitcher
文例 · 用例
卒業式三宝または水差しなど、 たとへいくたび紅白の、甘き澱みに運ぶとも、 鐘鳴るまではカラぬるませじと、うなじに副へし半巾は、 慈鎮|和尚のごとくなり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
何をする気にもならない自分はよくぼんやり鏡や薔薇の描いてある陶器の水差しに見入っていた。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
鏡や水差しに対している自分は自然そんな経験を思い出した。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
冷い白い肌に一点、電燈の像を宿している可愛い水差しは、なにをする気にもならない自分にとって実際変な魅力を持っていた。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
鏡を見たり水差しを見たりするときに感じる、変に不思議なところへ運ばれて来たような気持は、却って淀んだ気持と悪く絡まったようであった。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
ちょいと、その水差しを。
— 泉鏡花 『女客』 青空文庫
そこへ娘は前の日と同じ服装で、果もの鉢と水差しを持って入って来た。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
ホームズは、屈んで水差しを手に取り、海綿に水を含ませ、そのあと独房の男の顔を力強く、ぬぐうように二回こすった。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
作例 · 標準
食卓に置かれた大きな水差しには、冷たい麦茶がたっぷり入っていた。
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花瓶の水を替えるため、彼女は水差しで新しい水を注いだ。
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カフェの店員は、空になった水差しにミネラルウォーターを補充した。
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標準
container of fresh water for replenishing the kettle and rinsing bowls (tea ceremony)
作例 · 標準
茶道の作法では、水差しは柄杓で湯を汲む際に欠かせない道具である。
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この美しい水差しは、江戸時代に作られた貴重な茶道具だ。
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炉の季節には、涼しげな水差しの代わりに湯桶が用いられる。
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ウィキペディア曖昧さ回避
水差し(みずさし) 植物に水やりするための道具の一つ。じょうろの一種。 水など液体を注ぐための、胴の後部に取っ手があり、注ぎ口が一カ所付いていて、蓋のない容器。ピッチャー。 茶道の水指。 煎茶道の水注。
出典: 水差し — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0