国家主義
こっかしゅぎ
名詞名詞-の形容詞
標準
nationalism
文例 · 用例
現在の科学の基礎方則を疑うのは危険であっても、社会主義が国家主義に危険であったり青年の思潮が老人に危険であるのとは趣を異にする。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
国家主義が人類の意志に背く所に戦争は起る。
— 黒島伝治 『反戦文学論』 青空文庫
「トライチケの鼓吹した軍国主義、国家主義は畢竟独乙統一の為ではないか。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
全世界を健全にするは独乙の事業なりと云つた詩人ガイベルの言葉は今に実現せられるだらう」 して見るとトライチケは、独乙が全欧のみならず、全世界を征服する迄、此軍国主義国家主義で押し通す積だつたかも知れない。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
吾人の標準とか題したる某君の国家主義論は、推断|陋劣、着眼浅薄、由来皮相の国家主義を、弥益皮相に述べ来りたる所、稚気|紛として近づく可からず候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
(後段参照) 魚住氏はさらに同じ誤謬から、自然主義者のある人々がかつてその主義と国家主義との間にある妥協を試みたのを見て、「不徹底」だと咎めている。
— 石川啄木 『時代閉塞の現状』 青空文庫
その時分にはヨーロッパでは主義は国家主義と定まっておった。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
たゞ社会主義者が文学者である場合には、社会主義に最も忠実ならんとする限りに於て、その文学活動が社会主義の実践でなければならず、反動主義者は、反動の目的に忠実ならんとする限り、文学を反動の目的に利用せねばならず、国家主義者は、その文学活動をあげて国家のために奉仕すべきであるのに他ならぬ。
— 平林初之輔 『文学の本質について(二)』 青空文庫
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国家主義 とは、自身の国家(≒政府)を第一義的に考え、その権威や意志を尊重する政治思想のことである。
出典: 国家主義 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0