愛国心
あいこくしん
名詞頻度ランク #7888 · 青空 241 例
標準
patriotic feelings
文例 · 用例
子供の時からつめこまれた愛国心とかいうものがまだどっかに残っているのかな。
— 黒島傳治 『戦争について』 青空文庫
彼は、愛国心に満ちた士官の持つ、それと同じ心臓で、運送船で敵地に送られた陸兵の上陸や、大連湾の攻撃や、威海衛の偵察、旅順攻撃、戦争中の軍艦に於ける生活、威海衛の大攻撃等を見、聞き、感じて、それを報告している。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
あんまり愛国心がないではないか。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
けれども愛国心がどうであるの、敵愾心がどうであるのと、さようなことには関係しません。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
人類が進歩するに従って愛国心も大和魂もやはり進化すべきではないかと思う。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
天災の起こった時に始めて大急ぎでそうした愛国心を発揮するのも結構であるが、昆虫や鳥獣でない二十世紀の科学的文明国民の愛国心の発露にはもう少しちがった、もう少し合理的な様式があってしかるべきではないかと思う次第である。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
主人の愛国心は、どうも極端すぎる。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
強い信仰もなく、烈しい愛国心もない自分には、とても及びもつかないことながら、生来の自分にも何かそれと一味共通の清らかさ雄々しさがあったようにも思われ、ジャンヌを見た途端に、それが喚び覚まされるような気持で、咀わしい現実の自身と環境にすっかり厭気が差してしまうのだった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
オリンピックで自国の国旗が掲揚されるのを目の当たりにし、心の底から湧き上がるような愛国心を覚えた。
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健全な愛国心と、他国を排斥する排他的なナショナリズムとの境界線については、常に慎重な議論が求められる。
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戦時下において、愛国心は国民を団結させる強力な精神的支柱となった一方で、個人の自由を抑圧する大義名分にもなった。
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「いかにも、彼らしい実直な愛国心の表れですね」と、教授は自国の伝統工芸の保護に私財を投じる若者の活動を称賛した。
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