起立
きりつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #14603 · 青空 172 例
標準
standing up
文例 · 用例
格別、先生の口唇が、鼻腔が可笑しいといふのぢやない、起立して、先生の後から歌ふ生徒等が可笑しいといふのでもない、それどころか、俺は大体、此の世に笑ふべきものがあらうとは思つちやゐなかつた。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
見ると教師達は起立し、それから自分を注目してゐた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
受持の時間に竹村君が教場へはいるときに首席にいる生徒が「気を付け」「礼」と号令をすると生徒一同起立して恭しくお辞儀をする。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
一同起立して杯を打ち合せた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
一同起立して、二つの椅子を取り巻いて見てゐる。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
彼らは自分を見るや一同起立して敬礼を行なう、その態度の厳粛なるは、まだ十二分に酔っていないらしい。
— 国木田独歩 『遺言』 青空文庫
先刻も審問場に於て、彼は長時間の起立から許されることを絶大の幸福であると思ふ迄に、彼は些の自由にも無限の価値を感じたのであつた。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
六十人、静粛に起立して心からの礼をした。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫