国事犯
こくじはん
名詞
標準
political offence
文例 · 用例
大井馬城の国事犯とは違ふ。
— 平出修 『畜生道』 青空文庫
今でも、良え荷物(国事犯的仕事。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
八 一場の悲劇 その年の十二月大事発覚して、長崎の旅舎に捕われ、転じて大阪(中の島)の監獄に幽せらるるや、国事犯者として、普通の罪人よりも優待せられ、未決中は、伝告者即ち女監の頭領となりて、初犯者および未成年者を収容する監倉を司ることとなりぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
彼は戦争を指揮した一人だったので国事犯として終身禁固の囚われ人となった。
— WITH KYUSHU STUDENTS 『九州の学生とともに』 青空文庫
若しそれに肯んじなかったら、その男を国事犯で絞首台に送りでも、又、殺人隊をやって絶対秘密裡に暗殺してしまいでも、どうでも自由になるのです。
— 海野十三 『国際殺人団の崩壊』 青空文庫
依って明治十三年発布の刑法以来、皇室に対する罪および国事犯に関する条規を刑典中に見るに至った。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
或る日警察課長の武藤某氏がこれから大洲地方へ出張するといって、部下を随えて行ったが、三、四日して帰った時は、多くの国事犯人を捕縛して来て裁判所の方へ引渡した。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
いずれも凶猛の国事犯人が破獄したというのである。
— ―破獄の志士赤井景韶― 『国事犯の行方』 青空文庫
作例 · 標準
彼は思想上の信念から現体制を批判し、国事犯として長い間投獄されていた。
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歴史の教科書には、動乱の時代に国事犯として処刑された志士たちの名が数多く記されている。
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国事犯の処遇を巡って、国際社会から人権保護の観点で厳しい指摘を受けた。
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