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薬名

やくめい
名詞
1
標準
name of a drug or medicine
文例 · 用例
其書ありといへども百味作字の一巻|無ときは薬名考べからずといへり。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
」これは世俗の知る所の薬名だからである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
宿題は「採薬」で、蘭軒は「倣薬名詩体」の五律を作つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「うんよし、では、その次……」と法水は一々書き止めていったが、続けて挙げられた三つの薬名を聴くと、彼は異様に眼を瞬き、懐疑的な色を泛べた。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
僕等より一足さきに、病院に着いたM中尉は、英語が出来ず、薬の話などするのに困ったが、G中尉が薬名が分らないと、例の亀の甲みたいな化学記号を書くので「あの人は薬剤師か何かではないでしょうか」といっていた。
ある新聞記者の見た敗戦 比島投降記 青空文庫
文化四年(1807)出版の丹波頼理著『本草薬名備考和訓鈔』にはサワアザミが正しく鶏項草となっているが、文化六年(1809)発行の水谷豊文著『物品識名』には鶏頂草となっている。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
そいつを、しこたま――ほんとは、静脈注射のザルソブロカノン(なんてむずかしい薬名を知っているのは、俺が肺をやられたとき、それの世話になったからだが、これは後日の話――)ぐらいの量だったけど、実感としては、しこたま、俺のヨシコにつぎこむと、医者が、「はい、おさえて」と俺に言う。
高見順 いやな感じ 青空文庫
はて、なぜ家来どもにいいつけぬか」「それが、ちとむずかしい蘭薬の調じ合せをいたしますため、薬名や何かも、自分でなければなりませぬので」「ほほう、さては、あの病人にのます薬かの」「御意にございます。
江戸の巻 鳴門秘帖 青空文庫
作例 · 標準
この薬の薬名が思い出せない。
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医師は処方箋に薬名を明確に記載した。
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患者は自分の服用している薬名を知っておくべきだ。
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